予約システムの違い

合宿免許の場合、教習料金はもちろんのこと、3度の食事や宿泊、交通機関の利用にかかる費用も含まれた料金設定がなされているのが一般的です。

一方、通学免許では、ほとんどの場合、生徒が自分で予約・予約内容変更の手続きをすることとなります。

こちらのシステムでは、一人ひとりの生徒が思い思いに手続きをするため、受け入れ側のスタッフにかかるエネルギーや時間の負担が重くなるという問題があります。

また、突然のキャンセルなどがあると、スタッフにはさらに重い負担がかかります。そのような事情から、必要となる授業のコマ数や教官の人数も多くなり、コストがかさむために、通学免許では、合宿免許よりも高い教習料金が設定される傾向にあります。

また、通学免許では、自宅の近くからシャトルバスが出ている場合などを除いて、毎回の交通費は自己負担となります。そして、教習の合間に昼食をとる場合でも、食事代は実費です。合宿免許と比較して、通学免許の場合、自分の都合に合わせて予約や予約した教習日時の変更・キャンセルをすることができるので、自由度が高いというアドバンテージがありますが、反面、費用は割高になってしまうので、その点には注意する必要があります。

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